受診の目安・受診の知恵 更新日:公開日:

子どもが吐いた(嘔吐) — 水分はいつから?受診の目安と家庭でのケア

子どもが吐く原因でいちばん多いのは、ウイルスによる胃腸炎です。1〜2 回吐いても、そのあと機嫌がよく、少しずつ水分がとれていれば、おうちで様子を見られることがほとんどです。いっぽうで、緑色のものを吐いた・頭を打ったあとに吐いた・吐くのが止まらずぐったりしている ときは急いで受診してください。このページでは、吐いたあとの水分の戻し方と、見逃したくないサインを順番にまとめました。

何回吐いたかより、吐いたあとの様子

回数は気になるところですが、それだけで重さは決まりません。診察でもまずうかがうのは、次のようなことです。

  • 吐いたあとの様子 — 吐いたあと少し落ち着き、機嫌が戻るか。吐いていないあいだもぐったりしていないか
  • 水分が入っているか — 少量ずつでも飲めているか。おしっこが出ているか
  • 吐いたものの色 — 緑色や黄色の苦い液(胆汁)、血、コーヒーのかすのようなものが混じっていないか

胃腸炎の嘔吐は、下痢が始まるころには落ち着いてくることが多く、ノロウイルスなら吐き気や下痢は 1〜2 日ほどで治まるのが普通です。吐いたあとにけろっとして遊び始めるなら、あわてなくて大丈夫です。反対に、吐いていないあいだもぐったりしている、呼びかけへの反応が鈍いというときは、回数が少なくても受診してください。

受診の目安

🚑 すぐ救急受診

以下に当てはまる場合は、夜間でも救急外来を受診してください(迷うときは小児救急電話相談 #8000)。

  • 緑色、または黄色っぽい苦い液(胆汁)を吐いた
  • 血を吐いた、コーヒーのかすのようなものを吐いた
  • 頭を打ったあとに吐いた
  • 吐いていないあいだもぐったりしている、うとうとして反応が鈍い
  • 激しくお腹を痛がる、または痛がって泣くのと落ち着くのを繰り返す
  • 便に血が混じる(いちごジャムのような血便)
  • 激しく頭を痛がる、首を前に曲げにくい
  • 生後 3 か月未満で、何度も吐く
  • 食べたあとに吐き、じんましん・せき込み・ぐったりなどが一緒に出ている

🌅 翌朝に外来へ

翌朝以降の通常診療での受診をおすすめします。

  • 何度も吐いて、少量の水分も入らない時間が続いている
  • 半日ほどおしっこが少ない、または出ていない
  • 38℃ 以上の熱や、下痢を伴っている
  • 吐くのが半日以上おさまらない
  • 赤ちゃんが授乳のたびに勢いよく吐く、体重が増えていない

💚 様子を見て OK

ご家庭でのケアで様子を見てください。

  • 1〜2 回吐いたが、そのあと機嫌がよい
  • スプーン 1 杯ずつなどの少量の水分がとれている
  • おしっこが出ている

吐いた後も、水分は早めに少しずつ始めて問題ありません

吐いた直後は、何かを口に入れるとまた吐いてしまいそうで、しばらく何もあげずにいたくなります。実際に、ひと昔前の小児科の教科書には、病初期は口から摂るのを控え、吐き気が治まってから水分を始める、という書き方もありました。

いまの考え方は少し違います。日本小児救急医学会の小児急性胃腸炎診療ガイドライン(2017 年)は、嘔吐があっても経口補水液を少しずつ飲ませる方法(経口補水療法)を勧めています。さらに、嘔吐や下痢が始まったら、自宅で早めに経口補水を始めることを推奨しています。脱水がないか中くらいまでの子では、点滴よりもこの方法が第一に勧められています。

ただし、吐いた直後にすぐ飲ませるのは避けます。吐き気が残っているうちに飲むと、また吐いてしまうからです。東京都こども医療ガイドも、吐いた直後は子どもが欲しがってもすぐにはあげないように、としています。

目安は 30 分ほどです。大阪府のリーフレット(大阪小児科医会監修)は、顔色が悪いときはまだ吐き気が残っていることが多いので、30 分ほど様子を見てから水分をあげるよう勧めています。長く休ませるのではなく、「少し待って、ごく少量から」が今のやり方です。

吐いたあとの水分の戻し方

少量を、間をあけて

経口補水液を ティースプーン 1 杯(約 5mL)ずつ、5 分おき に飲ませます。これはガイドラインが示している量で、ペットボトルのキャップなら 4 分の 3 くらいです。スプーンが難しければ、スポイトやシリンジを使っても構いません。

大阪府のリーフレットでは、年齢に応じた目安を 0〜2 歳はスプーンひとさじずつ、3 歳以上はコップ一口ずつ としています。

  • 一度にたくさん飲むと吐きやすいので、欲しがっても少しずつにします
  • 飲んだ経口補水液をまた吐いてしまっても、少し休んでから同じ量で続けて構いません(ガイドラインも、吐いても続けてよいとしています)
  • 吐かずに飲めるようになってきたら、1 回の量を少しずつ増やしていきます
  • 飲もうとしない、または欲しがりすぎて止まらないときは、氷をひとかけずつなめさせるのもひとつの方法です

1〜2 回吐いただけで、すぐに脱水になることはありません。あせらず、少しずつで大丈夫です。

母乳・ミルクは

母乳はやめずに続けてください。 ガイドラインは、経口補水液で水分を補っているあいだも母乳を続けたほうが重い脱水が少ないとして、むしろ積極的に続けるよう勧めています。吐いた直後は少し休み、1 回の授乳時間を短めにして回数で補うと、吐きにくくなります。

ミルクは薄めずに、いつもの濃さで作ってください。 薄めても治るまでの経過はよくならないことが分かっていて、ガイドラインは「希釈しない」ことを推奨しています。

経口補水液を嫌がるとき

経口補水液は少ししょっぱく、嫌がる子もいます。冷やす、凍らせてシャーベット状にする、スプーンで少しずつ、といった工夫で飲めることがあります。

それでも飲めないときは、はっきりした脱水のサインがなければ、ほかの飲み物で水分をとってもよいとガイドラインはしています。代わりに挙げられているのは、塩気のある重湯(おかゆの上澄み)や野菜スープなどです。ガイドラインの解説では、味噌汁の上澄みを 2〜3 倍に薄めると塩分の濃さが経口補水液に近くなるとされています。

避けたいのは、炭酸飲料・市販の果物ジュース・甘いお茶など、糖分の多い飲み物です。

⚠️ おしっこが半日ほど出ていない、口の中が乾いている、目が落ちくぼんで見える ときは、脱水が始まっているサインです。
このときは代わりの飲み物ではなく経口補水液が必要です。飲めなければ受診してください。

食事はいつから

吐き気が落ち着き、水分がとれるようになったら、食事は早めに再開して構いません。ガイドラインは、長時間の食事制限は勧められず、年齢に応じたふだんの食事でよいとしています。食事を控えても治るまでの期間は変わらず、体重の戻りが遅くなる可能性があるためです。

最初はおかゆやうどんなど、お子さまが食べやすいものから少量で始め、脂っこいものと甘い飲み物はもう少しあとにします。食欲がないときに無理に食べさせる必要はありません。

吐いたものの色と中身を見てください

吐いたものは、診察の大事な手がかりになります。片づける前に、スマートフォンで写真を撮っておいていただくと役に立ちます。

吐いたもの 考えること
食べたもの・ミルクがそのまま、または少し消化されたもの 胃の中身。胃腸炎や咳き込みでよくみられます
透明〜白っぽい泡や液 胃の中のものを吐ききったあとによくみられます。水分の戻し方を続けます
緑色、または黄色っぽい苦い液 胆汁が混じっています。腸がふさがっている病気のことがあり、急いで受診してください
赤い血・コーヒーのかすのようなもの 胃や食道からの出血のことがあります。急いで受診してください

食べものの色がそのまま出ているだけのこともあります。判断に迷う色なら、写真を持って受診してください。

もうひとつ、大阪府のリーフレットが挙げている見方があります。2〜3 時間前に食べたものがそのまま出てきた、4 時間以上前に食べたのにまだドロドロのまま出てきた、というときは、胃腸の働きが落ちているサインなので、早めの受診が勧められています。

胃腸炎ではないこともあります

嘔吐は胃腸の病気だけで起きるわけではありません。ガイドラインも、嘔吐や下痢を診るときにまず胃腸炎以外の病気を見分けることを強く推奨しています。おうちで気づける手がかりを、年齢ごとにまとめました。

こんなとき 考える病気
生後 1 か月以内の赤ちゃんが、急にミルクを飲まなくなり、緑色(または茶色)のものを吐く 腸回転異常症(腸がねじれる中腸軸捻転)
生後 2〜3 週ごろから吐き始め、だんだん噴水のように勢いよく吐くようになる 肥厚性幽門狭窄症
3 か月〜2 歳ごろの子が、急に不機嫌になっては落ち着くのを繰り返し、吐く 腸重積症
頭を打ったあとに吐く 頭のけが
熱があって、激しい頭痛・首の硬さ・光をまぶしがる・ぼんやりしている 髄膜炎
みぞおちのあたりの痛みが右下腹に移る、歩くとお腹に響く 急性虫垂炎
激しく咳き込んだあとに吐く 百日咳・ぜんそくなどの咳の病気
元気だった子が、ある日から吐き始め、何日も繰り返す(以前にも同じことがあった) 自家中毒(周期性嘔吐症)
薬・電池・たばこなどを口にしたかもしれない 誤飲・中毒
食べたあとに吐き、じんましんや咳、ぐったりが一緒に出る 食物アレルギー(アナフィラキシー)

このうち、とくに時間との勝負になるのが 3 つです。

腸回転異常症 は、腸の根元がねじれると血流が止まり、短い時間で腸が傷んでしまうため緊急の手術が必要です。日本小児外科学会によると、中腸軸捻転による症状の約 8 割は生後 1 か月以内に出ます。赤ちゃんの緑色の嘔吐は、夜中でも受診してください。

腸重積症 は、腸の一部が隣の腸にもぐりこむ病気で、3 か月から 2 歳未満に多くみられます。もともと元気な子が急に不機嫌になり、それが治まったりぶり返したりするのが特徴で、進むと顔色が悪くなり、いちごゼリーのような血便が出ます。日本小児外科学会は、発症から 24 時間以内であれば 8 割は手術をせずに(肛門から圧をかける方法で)元に戻せるとしています。血便を待たずに、様子がおかしいと感じた時点で受診してください。

食物アレルギー では、こども家庭庁の保育所向けガイドラインが「繰り返し吐き続ける」「がまんできないほどのお腹の痛み」を、救急車を呼ぶべき緊急性の高い症状として挙げています。食べたあとの嘔吐に、じんましんや咳、ぐったりした様子が重なるときは、119 番を考えてください。

赤ちゃんの「吐き戻し」と、気にしたい嘔吐

授乳のあとに口からだらっとミルクが出てくるのは、赤ちゃんではごく普通のことです。日本小児外科学会は、いわゆる溢乳(いつにゅう)は乳児期に生理的によくみられ、多くは 1 歳までに自然に良くなるとしています。胃の入り口の締まりがまだ弱く、横になっている時間が長く、体に比べて 1 回に飲む量が多いことが理由です。機嫌がよく、体重が増えていれば心配はいりません。

授乳のあとはげっぷを十分にさせ、しばらく縦に抱いておくと吐き戻しが減ることがあります。しゃっくりと一緒に少し吐き戻すのもよくあることで、止め方や受診の目安は 赤ちゃんのしゃっくり にまとめています。

気にしていただきたいのは、次のようなときです。

  • 噴水のように勢いよく、授乳のたびに吐く。吐いたあとも、すぐにまた飲みたがる
  • 飲むのを嫌がる、ひどく泣く、背中を反らせる
  • 咳き込みやゼーゼーを伴う
  • 体重が増えない
  • 吐いたものに血が混じる、緑色のものを吐く

勢いよく吐いて、すぐまた欲しがる場合に考えるのが 肥厚性幽門狭窄症 です。胃の出口の筋肉が厚くなってミルクが流れにくくなる病気で、日本小児外科学会によると 1,000 人に 1〜2 人、男の子に多く(男女比 約 5:1)みられます。生後 2〜3 週ごろ、最初は吐き戻し程度だったものが、1〜2 週のうちに噴水のような嘔吐に変わっていくのが典型です。飲んでも吐いてしまうため、やがて脱水になりぐったりしてきます。手術などで治せる病気なので、早めに受診してください。

吐いたものの片づけと、うつさない工夫

胃腸炎を起こすノロウイルスやロタウイルスは、吐いたものや便に大量に含まれ、ごくわずかな量でも感染します。吐いたものが乾くと、ウイルスが空気中に舞い上がって感染することもあるため、早めに片づけることが大切です。

  • 片づける人は使い捨ての手袋とマスクをつけ、ペーパータオルなどで外側から内側へ静かに拭き取ります
  • 拭き取ったあとの床などは、塩素系漂白剤を薄めた液(0.1%) で拭いて消毒します。こども家庭庁のガイドラインも、吐いたものや便がついた場所にはこの濃度を示しています
  • 片づけのあとは石けんと流水で手を洗います。厚生労働省は、アルコールでの手指消毒は石けんと流水での手洗いの代わりにはならないとしています
  • タオルは家族で共用せず、お風呂は症状のあるお子さまを最後にします

消毒液の作り方など詳しい手順は ノロウイルス胃腸炎のページ にまとめています。

夜のあいだに気をつけること

夜中に吐くこともあります。吐いたものがのどに詰まらないよう、寝かせるときは顔を横に向けておきます。枕元にタオルやビニール袋、防水シーツを用意しておくと、吐いてしまったときにあわてずにすみます。

吐き気があるとき、子どもは「また吐いたらどうしよう」と不安になっています。吐いたあとは口をゆすがせ、汚れた服を替えて、気持ちが落ち着くようにしてあげてください。

吐き気止めや点滴について

「吐き気止めを出してほしい」というご希望をよくうかがいます。日本で子どもに使われる吐き気止め(ドンペリドンやメトクロプラミド)は、効果の裏づけが強くなく、ガイドラインでは 一律に使う必要はない とされています。使うかどうかは、吐き方や全身の様子を診察で見て判断します。

点滴のほうが早く治るのでは、と思われることもありますが、脱水がないか中くらいまでであれば、ガイドラインは点滴よりも口からの経口補水を第一に勧めています。口から水分が入らない、脱水が進んでいるというときには点滴を考えます。

保育園・学校はいつから

胃腸炎で吐いたあとの登園の目安について、こども家庭庁の保育所向けガイドラインは「嘔吐、下痢等の症状が治まり、普段の食事がとれること」としています。日本小児科学会も、ノロウイルス・ロタウイルスについて、下痢や嘔吐がなくなり全身状態がよければ登校・登園できる、としています。

ただし、症状がなくなってからも便の中には 3 週間以上ウイルスが出ることがあります。トイレのあとやおむつ替えのあとの手洗いは続けてください。園や学校ごとの書類の扱いは 登園・登校はいつから? のページにまとめています。

受診のときに伝えていただきたいこと

東京都こども医療ガイドが挙げている項目をもとに、診察で役に立つことをまとめました。メモや写真で構いません。

  • いつから、何回くらい吐いたか。吐いたものの色(写真があれば一番です)
  • 熱はあるか、下痢はあるか
  • 水分はどれくらい飲めているか、食欲、授乳やミルクの回数
  • 最後におしっこが出たのはいつか
  • 頭やお腹を痛がっていないか
  • 家族や園で、同じような症状の人がいるか

関連する主な疾患

嘔吐の原因としてよくある病気です。それぞれの詳しい解説ページをご用意しています。

当院での診療

当院は自由が丘駅徒歩 1 分。脱水の程度と、胃腸炎以外の病気が隠れていないかを確かめ、今夜からの水分の進め方と、どんな様子になったらもう一度受診してほしいかをお伝えします。画像検査や処置・手術が必要な病気が疑われるときは、対応できる病院へすぐにご紹介します。当日のご予約は LINE から承ります。

よくある質問

Q. 吐いたあと、何分たったら水分をあげていいですか?

30 分ほど様子を見て、吐き気が落ち着いてからが目安です。顔色が悪いうちは吐き気が残っていることが多いので、顔色が戻ってからにします。最初はティースプーン 1 杯(約 5mL)を 5 分おきに。吐かずに飲めるようになったら、少しずつ量を増やしていきます。

Q. 経口補水液を飲ませても、また吐いてしまいます。続けていいですか?

続けて構いません。日本小児救急医学会のガイドラインも、経口補水液を吐いてしまっても経口補水を続けてよいとしています。吐いたら少し休み、また 1 さじから始めてください。ただし、少量でもまったく水分が入らない時間が続く、おしっこが半日ほど出ていない、ぐったりしてきたというときは、受診してください。

Q. 何回吐いたら病院に行くべきですか?

決まった回数の基準はありませんが、24 時間に 3 回以上吐くと脱水になりやすくなるとされています。回数とあわせて、吐いていないあいだの様子、水分が入っているか、おしっこが出ているかを見てください。緑色のものを吐いた・頭を打ったあと・ぐったりしているときは、回数に関係なく急いで受診してください。

Q. 経口補水液が家にありません。麦茶やスポーツドリンクでもいいですか?

はっきりした脱水のサインがなければ、ほかの飲み物で水分をとっても構いません。ただ、麦茶には塩分がほとんど入っておらず、スポーツドリンクや市販のジュースは糖分が多く、吐いたり下痢をしたりしているときの体には合いにくい飲み物です。塩気のある重湯や野菜スープも使えます。ガイドラインの解説では、味噌汁の上澄みを 2〜3 倍に薄めると塩分の濃さが経口補水液に近くなるとされています。おしっこが減っているなど脱水のサインがあるときは、経口補水液を使ってください。

Q. 吐いたあと、授乳してもいいですか? ミルクは薄めたほうがいいですか?

母乳は続けてください。吐いた直後は少し休み、1 回を短めにして回数で補うと吐きにくくなります。ミルクは薄めず、いつもの濃さで大丈夫です。ガイドラインでも、ミルクを薄めることは勧められていません。

Q. 赤ちゃんがよくミルクを吐きます。病気でしょうか?

授乳のあとに口からだらっと出てくる吐き戻しは、赤ちゃんではよくあることで、多くは 1 歳までに自然におさまります。機嫌がよく体重が増えていれば、心配はいりません。噴水のように勢いよく吐く、吐いたあとすぐにまた欲しがる、体重が増えない、緑色のものを吐くというときは受診してください。

Q. 吐き気止めの薬はもらえますか?

子どもに使われる吐き気止めは効果の裏づけが強くなく、ガイドラインでは一律に使う必要はないとされています。使うかどうかは、診察で吐き方や全身の様子を見て判断します。吐き気止めを使うかどうかより、少しずつの水分補給のほうが回復にとって大切です。

参考文献

  1. 日本小児救急医学会. エビデンスに基づいた子どもの腹部救急診療ガイドライン 2017 第Ⅰ部 小児急性胃腸炎診療ガイドライン. Minds ガイドラインライブラリ. https://minds.jcqhc.or.jp/summary/c00577/(参照: 2026-09-25)
  2. 公益社団法人日本小児科学会. こどもの救急(ONLINE-QQ)「吐き気・嘔吐」. https://kodomo-qq.jp/index.php?pname=hakike(参照: 2026-09-25)
  3. 東京都保健医療局. 東京都こども医療ガイド「吐いた」. https://www.guide.metro.tokyo.lg.jp/symptom/haita/index.html(参照: 2026-09-25)
  4. 大阪府健康医療部保健医療室医療対策課(監修: 大阪小児科医会). こんな時どうする?家庭で子どもを見守るために. https://www.pref.osaka.lg.jp/documents/23351/konnatoki_dousuru.pdf(参照: 2026-09-25)
  5. 一般社団法人日本小児外科学会. 腸回転異常症. http://www.jsps.or.jp/archives/sick_type/tyoukaiten-ijoushou(参照: 2026-09-25)
  6. 一般社団法人日本小児外科学会. 腸重積症. http://www.jsps.or.jp/archives/sick_type/tyou-jusekishou(参照: 2026-09-25)
  7. 一般社団法人日本小児外科学会. 肥厚性幽門狭窄症. http://www.jsps.or.jp/archives/sick_type/hikousei-yumonkyousaku(参照: 2026-09-25)
  8. 一般社団法人日本小児外科学会. 胃食道逆流症. http://www.jsps.or.jp/archives/sick_type/i-shokudou-gyakuryushou(参照: 2026-09-25)
  9. 内山聖 編. 標準小児科学 第8版. 医学書院; 2013. 第18章 消化器疾患「肥厚性幽門狭窄症」「ウイルス性胃腸炎」
  10. こども家庭庁. 保育所における感染症対策ガイドライン(2018 年改訂版・2023 年 10 月一部修正). https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/e4b817c9-5282-4ccc-b0d5-ce15d7b5018c/cd6e454e/20231010_policies_hoiku_25.pdf(参照: 2026-09-25)
  11. こども家庭庁. 保育所におけるアレルギー対応ガイドライン「食物アレルギー症状への対応の手順」「症状チェックシート」. https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/e4b817c9-5282-4ccc-b0d5-ce15d7b5018c/0aa3eff4/20231016_policies_hoiku_43.pdf(参照: 2026-09-25)
  12. 公益社団法人日本小児科学会 予防接種・感染症対策委員会. 学校、幼稚園、認定こども園、保育所において予防すべき感染症の解説 2025 年 4 月改訂版. https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/20250430_yobo_kansensho.pdf(参照: 2026-09-25)
  13. 厚生労働省. ノロウイルスに関する Q&A. https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/kanren/yobou/040204-1.html(参照: 2026-09-25)

この記事の監修

院長 山口いぶき(日本小児科学会 専門医)

最終更新:2026 年 9 月 25 日

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